「魅惑の地形・釜石湾口防波堤」の巻

目の前に世界一の防波堤がある。

2010年に「世界最大水深の防波堤(Deepest breakwater)」としてギネスブックによる世界記録として認定された「釜石湾口防波堤」です。

この防波堤は、北堤と南堤の2本からなり、最大水深63mの海底からケーソン工法により立ち上げたものです。

建築・土木関係には全く興味はありません。興味があるのは海図。等深線から読み取る海底地形とそこに生息するだろう魚類と釣り場としての価値です。


北堤は水深20mから55mまで急激に落ち込み、55mから60mまでは緩やかな傾斜になっています。

南堤も堤防南端の水深20mから水平方向約200mの距離で水深60mまで急激に落ち込んでいます。

現在は震災復旧の工事中です。工事完了後も立ち入りは不可能でしょう。

だからこそ夢は膨らみます。

この防波堤に立って釣りをしたならば・・・


神津島・タダナエ群島・オネイモの足下水深30mの磯で釣りをしたことがある。

この磯ではムロアジの泳がせ釣りでカンパチやハガツオ、シイラを釣ったことがある。

泳がせでヒラマサやキハタマグロも釣れるし、フカセ釣りでグレやシマアジ、ジャンボイサキも釣れる。


そんな経験があるからこそ「釜石湾口防波堤」に立ったらば、ショアジギやサバを泳がせてブリを狙うとか、2ozシンカーで60cmクラスのスーパーロックフィッシュを狙うとか、ブッコミ泳がせで80cmクラスのヒラメを狙うとか、妄想の無限連鎖が止まりません。


この防波堤を観光資源として見たときに、「釣り人へ解放」をすれば全国各地から釣り人殺到間違いなしです。


年に一日でもいいから、試験的にでもいいから解放して欲しいものです。

岩手釜石 晴釣雨読

2016年5月末に釜石移住。 慣れない単身赴任の生活と三陸の海釣りと鮎釣りを中心としたぐーたら親父のブログです。

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